形成外科は 「機能を回復させ、可能な限り正常に、 より美しく修復する科」。 その信条のもと、 さまざまな手法を駆使して 患者さんのQOLに貢献する大阪大学形成外科。 今回は久保盾貴先生に、形成外科領域で術野に光が欲しい場面をうかがい、 顔面骨の形成と乳房再建におけるOPELAⅢの有用性を語っていただいた。 術者目線のライトが欲しい 形成外科では時に小さい皮膚切開や深い術野での処置や操作を 求められます。 具体的には顔面骨骨折や顎変形症といった顔面骨の手術や、悪 性腫瘍切除後の頭頸部再建、乳房切除後の乳房再建などで、思うよ うに光を当てられない場面があります。特に光を当てたい場所がこま めに変わるような手術では、見たい術野が変わるたびに「ライトを合 わせて」と頼む必要があり、 しかもそのたびに
Open the catalog to page 1OPELAⅢのみ 無影灯消灯 周りは骨で自由度が低く、眼窩脂肪が視野を遮ることもしばしばです。 暗い術野で手術をすると不十分で過小な手術になりかねませんし、特 に視神経の近くでは明るくないと安心して手術ができません。その後 の骨移植でも骨折部の一番奥が見えていないとうまく骨欠損部を塞 ぐことは困難です。眼窩底骨折では狭くて深い、暗い場所での手術操 作が必要なので、OPELAⅢの有効性を強く実感しています 図4 。 図4 眼窩底骨折 深い術野も、 OPELAIIIのみで明るい視野を確保 のぞき込む操作のある乳房再建でも有用 た。また、筋鈎を牽引している助手自身に術野が見えていないため、 顔面骨の形成以外によく使っているのは乳房再建ですね。特に広 背筋皮弁再建の際に有用です。背中を切開してから肩の方まで剥離 臨機応変に対応するのが難しい、 という課題がありました。OPELAⅢ
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